せぐガジェット

Apple製品やカメラが好きな大学生のブログ。自分の好きなものや興味のあることを紹介します。

広角から望遠まで最強のカメラシステムを考える

こんにちは!

Apple&カメラ大好き大学生のせぐです!

 

今回は一眼レフ・ミラーレスシステムでどんな状況でも撮影するためにはどんなシステムが最適か考察します!

 

考察のきっかけ

 

一眼・ミラーレスを持っていない友人から質問がありました。その友人はいま高倍率ズームのコンパクトデジカメを使っており、より綺麗な写真を撮るためにステップアップしたいそうです。それで「どんなカメラ・レンズを買えばいいんだろう」と悩んでいました。

 

その友人の要望は「引き(広角)も寄り(望遠)もレンズ交換なしでできたらいい」というもの。

 

...これは困りました。

 

レンズ交換式カメラだけどレンズはなるべく交換したくない。気持ちはわかります。私も家で装着したレンズは外ではなるべく変えないようにしています。埃やゴミが入るの嫌ですし。

 

そこで、なるべくこの要望に合うようにするにはどんなシステムがいいか考察してみました。

 

広角から望遠まで最強のカメラシステム

 

ずばり、せぐの考える最強のカメラシステムは...

 

高倍率コンパクトデジカメ+

単焦点レンズ付き一眼レフ・ミラーレス機

 

このシステムの前提としては

1. 動きものは撮らない
2. 広角と望遠はコンデジが担当
3. 一眼レフ(ミラーレス)は換算50mmのみ担当
4. 一眼レフ(ミラーレス)はレンズを交換しない
 

を想定しています。

 

なぜこうなったのかを説明していきます。

 

広角域担当のコンパクトデジカメ

 

コンデジは一眼レフやミラーレスと比べて本体は小さく軽いけど、ボケにくいといった特徴があります。

 

対する一眼(ミラーレス)は明るく(F値が小さく)ボケやすいレンズがあるのが特徴です。

 

しかし広角ではどうでしょう。

一般的に広角のレンズでは、たとえ一眼レフカメラでもボケにくいという特徴があります。ということは一眼レフやミラーレスで撮る写真もコンパクトデジカメで撮る写真もそこまで乖離しません。

 

もちろんISO感度等の違いはありますが、日中の撮影ならそこまで変わらないでしょう。

 

となると広角は手軽に持ち運べるコンパクトデジカメでも十分でしょう。

 

ただし、Go Proで撮ったような写真を撮るにはコンパクトデジカメでは役不足です。そこら辺はレンズ交換も必要になるので今回の対象ではないということで。

 

望遠域担当のコンパクトデジカメ

 

続いては望遠域がコンパクトデジカメでも足りるのか考えます。

 

一眼レフの望遠レンズは、一般的にズームレンズを使うことが多いでしょう。一眼レフ初心者が望遠単焦点を買うことはないでしょうから(笑)

 

今回は一眼のレンズ交換をしないという前提のため、便利ズームの望遠域とコンパクトデジカメを比較して考えます。

 

便利ズームは基本的に暗い(F値が小さい)です。撮った写真が暗くなるわけではありませんが、F値の小さいレンズは写真がボケにくくなります。

 

さて高倍率ズームのコンパクトデジカメはどうでしょう。こちらも望遠域では暗く(F値が小さく)なります。

 

つまり、高倍率ズームのコンパクトデジカメと一眼レフの望遠ズームレンズは、基本的にそこまでスペックは変わりません。

 

センサーサイズの違いがあるため、一概にボケ量の比較はできませんが、初心者にとってはそこまで変わらないのではないかと感じます。

 

ということで、望遠域でも高倍率ズームのコンパクトデジカメと一眼レフはそこまで変わらないと感じます。

 

一眼レフ(ミラーレス)+単焦点レンズの利点

 

ここまで、便利ズームの広角域と望遠域ではコンパクトデジカメとそこまで変わらないという話をしてきました。

 

ここからは残るズーム領域である標準域(35mm換算50mm程度)について考察します。

 

この標準域こそが一眼レフやミラーレスを活用できるところです。

 

各社、この標準域は単焦点レンズ(ズームできないレンズ)が充実しています。

 

初心者の方にオススメなのは、いわゆる「撒き餌レンズ」です。明るい(F値が小さい)レンズでプロのようにボケボケな写真が撮りやすいのに安く買えることからそう呼ばれています。

 

ではなぜこの標準域が一眼レフやミラーレスにオススメなのでしょうか。

 

これは、使いやすさに答えがあります。

 

35mm換算で50mm相当となる画角は、自分(カメラ)が被写体に近づくことによって被写体を浮かび上がらせることができ、逆に離れることによって被写体を絞らずに広く撮ることもできるからです。

 

アンリ・カルティエブレッソンなどの著名な写真家たちはこの焦点域ばかりを好んで使っていたと言われています。

 

ということで、この標準域の単焦点レンズがあれば、キットレンズとは違う、一眼レフっぽいボケた写真を撮ることができます。

 

まとめ

 

今回は一眼レフやミラーレスを中心に、引き(広角)から寄り(望遠)までなんでも撮れるシステムを考察しました。

 

せっかくの一眼レフに望遠ズームをつけるくらいなら単焦点レンズを付けっぱなしにして、広角域と望遠域はコンパクトデジカメに任せましょう。

 

このシステムなら、便利ズームの手軽さを備えつつ、一眼レフやミラーレスならではのボケた写真を撮ることができます。

 

一眼レフやミラーレスのレンズは安い買い物ではありません。システム作りは慎重に行いましょう。

 

それでは!

 

 

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