【作例紹介】おすすめ激安中華レンズ Meike 35mm f1.7 レビュー (実写編)
こんにちは!
Apple&カメラ大好き大学生のせぐです!
記事とは関係ありませんが,本日より Amazon.co.jp アソシエイト を導入しました。審査が厳しいと有名(?)だったので不安でしたが,このサイトは大丈夫だったようです(笑)
さて,今回は前回の続きということで,激安中華レンズである Meike 35mm f1.7 で撮った作例を紹介します!
前回の記事はこちら↓
Meike 35mm f1.7 の作例
本記事の写真は全て FUJIFILM X-E2 で撮りました。
実は,レンズはかなり前に開封していてずっと使い方を模索していました(汗)
また電子接点のないマニュアルレンズのため,撮影時の絞りはうろ覚えです...
グダグダですが,作例を紹介します!
昼時のもみじ園
早速ですがフレアが盛大に出ています。
左上に太陽が出ていたので外付けのフードをつけましたがフレアが出ました(笑)
しかし,他の描写に関してはそこまで問題はなさそうです。
画面の中に強い光源さえなければ優秀だと言えそうです。
水面に浮かぶ紅葉
この写真も上と同じく越路のもみじ園で撮影しました。
こちらは光源を写していないため,フレアは出ていません。
少し絞ったため,細部まで解像しているのではないでしょうか。
左上のボケとの境界を見ると収差が見られますが,そこまで目立ちません。
レールの上の落ち葉
こちらの写真は以前の記事でも紹介した月潟駅で撮ったものです。
落ち葉に寄って撮りましたが,背景がグルグルボケとなりました。
まさに某オールドレンズのような写りです(笑)
ピントが合っている部分はきちんと解像しており,さすが単焦点といったところです。
夜の新潟駅
続いてこちらは現在使用が中止されている新潟駅地上ホームの3番線です。
2,3枚目は寄ったこともあり望遠レンズでも撮れそうな絵ですが,こちらの写真は逆に広角レンズのようなパースを感じます。
APS-C機に35mmのレンズをつけるとフルサイズの52.5mm相当となります。この焦点距離は標準レンズと呼ばれており「よれば望遠・離れれば広角」と,一本で二度美味しいレンズとなっております。
クリスマスの東京駅
こちらも広角を意識してパースを効かせた一枚です。
朝の東京駅です。クリスマスシーズンということでイルミネーションが綺麗でした。
繰り返しになりますが,この焦点距離は広角のようにも撮ることができます。
また古くは「写真は50mmに始まり50mmに終わる」とも言われたようで,この焦点距離を使いこなせるようになれば写真の腕もよくなるようですよ。
イルミネーション
続いてはボケ具合のチェックです。
こちらは以前紹介した上堰潟公園近くのカフェ(Taibow Coffee & Gelato Softさん)で撮ったものになります。
後ろは綺麗な丸ボケが出ていますね。手前のボケはあまり綺麗ではありませんが,フレアが良い味を出しています。またAPS-Cで撮ったということもあり口径食は出ていません。単焦点らしい,素直な描写ではないでしょうか。
ハヤシライス
こちらは新潟大学の近くにあるカフェ(Cafe nOmadoさん)名物のハヤシライスです。
最短撮影距離で撮りました。前回の記事ではあまり寄れないと書きましたが,テーブルフォトなら活躍します。
また開放付近(F1.7~2.0付近)では描写が甘いですが,食べ物を撮るときはふんわり柔らかい雰囲気をうまく切り取ることができます。
波ときらめき
最後になりますが,こちらは日の傾いてきた日本海の写真になります。
絞ったため細部まで精緻な描写となっており,水しぶきや反射した日光を的確に描写しています。
マニュアルフォーカスということでピントを合わせづらいですが,ミラーレス機ならEVFの拡大表示やピントチェック機能を使えば簡単にピント合わせができます。
まとめ
今回は Meike 35mm f1.7 と FUJIFILM X-E2 の組み合わせで実際に撮った拙作を紹介しました。
新品で1万円を切るレンズだと考えるとなかなか実用的なレンズだと思います。
金属製の鏡筒の質感もさることながら,写りに関してもさすが単焦点レンズといったところです。
もしも「中華レンズは写りが心配」「本当に使えるのだろうか」と悩んでる人がいたら,ぜひご購入ください。
このレンズは絞りによる描写の変化も素直で,質感や操作性も良いです。マニュアルフォーカスという欠点もありますが,写真の基礎を学ぶには最適ですよ。
ということで今回は激安中古レンズである Meike 35mm f1.7 の作例を紹介しました。
単焦点レンズとしては破格ですしおすすめです!
それでは!