【実機レビュー】おすすめ激安中華レンズ Meike 35mm f1.7 レビュー (開封編)
※2018/4/17更新しました。
こんにちは!
Apple&カメラ大好き大学生のせぐです!
今回は少しニッチなものを紹介しようと思います!
その名も「Meike 35mm f1.7」です!
ググってもあまり情報がなかったので,人柱的にレビューしていきたいと思います!
スペック
このレンズの主なスペックをAmazonから引用します。
スペックを見る限り,普通のマニュアル単焦点レンズといったところです。
このレンズの特徴といえばマウントが選べるところでしょうか。本記事執筆時点(2018/4/16現在)では,「M4/3マウント」「キャノンマウント」「ソニーEマウント」「ニコンCXマウント」「富士マウント」の5種類から選べます。
私は「富士マウント」を購入しました。
ミラーレスではアダプタをつけてオールドレンズで遊ぶことができますが,このレンズなら様々なマウントが用意されておりアダプタが不要です。写り自体はフレアが出たりオールドレンズのようなものなので,コンパクトに遊ぶには最適なレンズです。
また実売価格が新品で9,000円と破格なのも魅力です。
特にフジフィルムのXシリーズは交換レンズが高く,いわゆる「撒き餌レンズ」が実質的に存在しません。そのためフジフィルムXユーザーで純正レンズを買う余裕がない人には特にオススメです。ちなみに私もそれが理由で買いました(笑)
開封の儀
これが箱です。いたってシンプル。無駄がありません。
フタを開けると説明書と,薄いダンボールの緩衝材が見えます。
中身を取り出してみましょう。
これが同梱物です。四角い箱みたいなものが緩衝材でレンズを抑えるように上下に入っていました。
あとは中国語で書かれた保証書とクリーニングクロスが入っています。
箱がシンプルなら中身もシンプルです(笑)
続いてレンズを見てみましょう。
こちらはレンズ前玉を正面から見た写真。
上部に「MEIKE」という見慣れない文字が見えますが,これがメーカー名です。
また左側には「MULTI COATED」とありますが,フレアが壮大に出るので真偽は不明です。
フィルター径は49mmとなっており大口径レンズとしては普通です。
しかし本当にこのレンズ径でf1.7もあるんだろうか...
続いてレンズの鏡筒部を見てみましょう。
このレンズはフォーカスも絞りもマニュアルとなっています。各部の動作は滑らかで,金属製の鏡筒ということもあり意外と高級感があります。最近のプラ製レンズより質感は良いです。
また絞りリングはクリック感がなく,動画撮影を意識した設計となっているようです。最短撮影距離は0.3mとなっていますが,実際に撮影していると「あまり寄れない」と感じます。
こちらはマウント部の写真です。
低価格ですがマウントは金属製です。安いレンズにありがちなプラマウントと違い,カメラ装着時も剛性感があります。
しかし一点気をつけることがあります。
このマウント部にあるネジが緩みやすいです。一度ネジが緩んでネジの頭が飛び出し,カメラに装着できなくなりました。ネジを締めたらしっかり装着できましたが,原因がわかるまで焦りました。
このレンズを買ったら一度は精密ドライバーで締め直すことをオススメします。
使ってみた感想
総合して,値段の割に作りがしっかりしていると感じました。
最近のマウントまでプラスチックになったレンズと比べると,ずっしりとした金属鏡筒はいかにもガラスの塊であるレンズを持っていると感じさせます。
また各部の動作も滑らかで,適度な重さを持つフォーカリングの感触はマニュアルフォーカスを快感にします。
フレアもかなり出るしオートフォーカスもありませんが,マニュアルでも操作しやすく非常に満足度の高いレンズでした。うまく撮ればこのレンズの短所であるフレアを作品に生かすこともできると思います。
特に純正レンズの高いフジフィルムユーザーにはおすすめです。この焦点距離だと純正では安くても3万は覚悟しなければいけませんが,このレンズなら1万を切る価格で手に入れることができます。
まとめ
ということで今回は激安中華レンズである「Meike 35mm f1.7」をレビューしました。
次回はこのレンズとFUJIFILM X-E2で撮影した作例を紹介しようと思います!お楽しみに!
それでは!
Meike 固定焦点レンズ 単焦点レンズ 35mm F1.7 ミラーレースカメラ対応 APS-C手動フォーカスレンズ 選べる5マウント 富士マウント
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