【実機レビュー】Apple iPhone X のカメラ機能をレビュー!作例も!
※2018/4/23更新しました。
こんにちは!Apple&カメラ大好き大学生のせぐです!
今回は,カメラ好きの視点からiPhone Xのカメラをレビューします!
ソフトウェアによる画像処理にしてはかなり精度が上がってきて使えるかなと感じますが,今回も最後にポートレートモードとミラーレスを比べます!
スペック
まずはレンズスペックを見てみましょう!
アウトカメラ(広角側) : 28mm(35mm換算) F1.8 1200万画素 (OIS搭載)
アウトカメラ(望遠側) : 52mm(35mm換算) F2.4 1200万画素 (OIS搭載)
いい組み合わせだと思いません?笑
28mmといえばリコーGRと同じ画角,52mmといえば標準レンズと呼ばれる画角となります。
つまり街中スナップのお供に最高なんです!
カメラを持ち出すほどの用事ではないけど写真が撮りたい!
そんな時にぴったりです。
しかも,明るいレンズで光学式手ぶれ補正もあり,暗いところに強くなりました。
ただし標準カメラアプリはISOを抑えるためにSSが長めになるらしく,手ブレには注意が必要です。
iPhone Xの絵作り
またiOSのカメラアプリの画像処理についても,今までのiPhoneとは違うようです。
今までのiPhoneの絵作り
iPhone 7で撮影した写真(JPEG撮って出し)は,ディテールがかなり潰れる印象がありました。いわゆる塗り絵的な絵作り。
海外ではこれが故障とみなされるべきだというスレまで立ちました。
iPhone Xの絵作り
iPhone Xでは,広角側(換算28mm)は今までと似た傾向が感じられます。
iPhone 7ほどではないけど,拡大するとディテールの潰れが目につくと思います。
本当に1200万画素?ってレベルな気も…
反対に,望遠側(換算52mm)の印象はいいです。等倍で見ればノイズは感じますが,ディテールの損失はそれほど感じません。自分としては28mm側のボテっとした絵作りよりも52mm側のサラサラとした絵作りの方が好み。
あくまで推測ですが,以下のようになってるのではないでしょうか?
広角側はノイズリダクションが強い代わりにディテールが潰れやすい
望遠側はノイズリダクションが弱い代わりにディテールが残りやすい
これらはいずれも撮って出しでの比較になりますが,iPhoneではアプリを使ってRAW撮影・現像ができます。iOS版のLightroomなどが有名ですね。
Lightroomで現像すると広角側でもディテールが残るので,標準カメラアプリの塗り絵が嫌いな人はこれで回避できます。(そんな人あまりいないでしょうが笑)
また,PCが無くてもiPhone Xのキレイな画面で編集ができるので,手軽にRAW現像を体験してみたい方にもオススメです。
ポートレートモード
iPhone Xのポートレートモードは前回の記事(こちら)でも紹介しました。
前回と同じ iPhone Xで撮った写真と,富士フィルムのミラーレス一眼(X-E2)で撮った写真を比べてみます!
さて,見比べてみてわかりますが,どちらも同じようなボケ味ですよね?
iPhoneは合成にも関わらず,光源の丸ボケもきちんと出ています。
絞り羽根の形のように多角形に出てくれるのは流石です(笑)
ミラーレスの方は35mm f1.7の単焦点レンズで撮ったのですが,iPhone X があれば正直持ち歩かなくてもいいかな...と思いました(汗)
色ノリについてはミラーレスの方が良さそうですが,iPhoneには編集アプリがたくさんあるので編集すればより近くなります。
こうなるとコンデジが売れないのも納得です。
コンデジではここまでキレイなボケを作るのは難しいですし,撮ってすぐインスタにあげることもできません。
ミラーレスや一眼の代わりとまではいきませんが,コンパクトデジカメの代わりとしてはiPhoneは十分使えます。
おしゃれでキレイな写真を簡単に撮りたいという人には iPhone X がオススメですね!
まとめ
iPhone X はApple社のフラッグシップだけあり,カメラ性能にも妥協はありません。
常に持ち歩くiPhoneにこんなカメラが搭載されているのはすごいことです。
iPhoneでしか撮れない瞬間もたくさんありますし,今までにはない写真が増えていくと言われています。
日常のちょっとした瞬間をキレイな写真に収めたい人はぜひiPhone Xを使ってみてください!
きっと幸せになれますよ!
次回からは私が持っている一眼レフ,ミラーレスカメラの紹介をしていきたいと思います!
それでは!